1月26日の隊集会は、白井消防署の見学をしました。
朝9時30分にそうふけ公園に集合して、セレモニーを行いました。
この日の集会には、見学する仲間が3人も参加。
1組と2組に分かれて、一緒に活動をすることになりました。
10時30分に白井消防署に到着し、
さっそく消防署の方から丁寧な説明をしていただきましました。
もしも急な出動があった場合は、説明を中止して出動しなければならないため、
万が一を考えつつ、できるだけ多くのことをスカウトに説明していただきました。
白井消防署で待機する消防と救急車両は、ぜんぶで6台あります。
まずはポンプ車。いち早く現場に駆けつけて放水する水源を探す重要な車両です。
つぎにレスキュー車。災害や事故などで閉じ込められた人を救助するための
さまざまな装置を装備したマルチ車両です。
3台目は化学消防車。化学消化剤で重大火災を未然に防ぐ役目の車両です。
ナンバープレートはやはり「119」でした!
救急車の中も見学させていただきました。
専門的な機材を積んでいるため、1台3000万円くらいもするそうです。
このほか車庫には消火作業や事故現場で指揮をとる消防指揮車がありました。
そして最後はお待ちかねのはしご車です。
はしごを伸ばすとなんと地上25メートルの高さにまでなるそうです。
間近で見るはしご車はとても迫力がありますね。
じっと見ていると、あれれっ??
はしご車のバケットがスカウトたちの前に…
なんとバケットの体験試乗ができることになったのです。
スカウト全員、もちろん大歓声です。
じつは事前に消防署の方に隊長からお願いをして、
特別に乗せてもらえることになったのです。
ただしもちろん万が一の緊急事態が発生したら、
消防士さんたちはすぐに出動できる態勢を取ってます。
ヘルメットをかぶり、補助金具をつけたスカウトたち。
参加した全員が地上25メートルを体験しました。
西のほうにはスカイツリーがばっちり見えたようです。
はしご車に乗り、ドキドキハラハラしたその後は、
署内に戻って救急研修を受けました。
スカウトたちも真剣なまなざしですね(笑)
やけどの範囲が体の3分の1以上のときは冷やさず温めなければならないことや、
アクシデントで出血してしまったときは、ポリ袋など感染しづらいものを使い、
患部を直接圧迫して止血することなど、初めて知る救急法がたくさんありました。
また119番通報のやり方は、実際に電話を使って本物そっくりの体験をしました。
研修の最後は体に火がついてしまったときの対処法を学びました。
「ストップ(止まる)」「ドロップ(腰を下ろす)」「ロール(地面で転がる)」です。
なお、この対処法を教えていただいた倉林消防士は、なんとカブ隊の先輩。
団委員長がそのことを紹介すると、スカウト全員があこがれのまなざしで注目し、
この日いちばんの歓声があがりました(笑)
いろいろな体験をした白井消防署の見学を終えたスカウトたち。
緊急時を想定しつつ、大切な時間を私たちのために使っていただき、
消防署のみなさん、たいへんありがとうございました!
今日習ったことをみんなに伝え、これからしっかり活かしていきたいと思います。
スポンサーサイト